ミハエル・シューマッハのF1復帰は時間の無駄と元チームメート

2011年09月13日(火)

イギリス出身の元F1レーサー、エディー・アーバインが、かつてのチームメートであるミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)のF1復帰は「時間の無駄」であると辛口の発言をした。

現役時代から歯に衣(きぬ)着せぬ物言いで知られていたアーバインは、1990年代後半シューマッハとともにフェラーリに所属していた。2006年に引退したシューマッハだったが、メルセデスGPから復帰すると、なかなか以前のような活躍をできずにいたが、ベルギーGPとイタリアGPで5位入賞と健闘した。

ドイツの『Der Spiegel(デア・シュピーゲル)』によると、アーバインはイタリアGPが開催されたモンツァ・サーキットのパドックで、シューマッハの復帰をバッサリ切り捨てていたようだ。

「シューマッハは良いドライバーだが、もはや十分とは言えない。2005年から2006年の時点ですでに衰え始めていたんだ」

さらにアーバインは、シューマッハ起用を決定したメルセデスGPに対しても言及している。

「なぜメルセデスGPが、すでに実力も下り坂にさしかかったドライバーと契約したのか全く理解出来ない。トップドライバーたちに競り勝つにはもう歳を取り過ぎている」

しかしイタリアGP決勝でシューマッハが見せたルイス・ハミルトン(マクラーレン)との高速バトルは、F1ファンを大いに沸かせたことは確かだ。

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