F1インドGP、税金問題でチームやドライバーがボイコット?

2011年09月16日(金)

10月30日に決勝が行われる予定のインドGPが、初開催にしてチームやドライバーによるボイコットを受ける可能性が浮上した。

F1チームによって組織されているFOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)の会長を務めるマクラーレンのチーム代表マーティン・ウィットマーシュは、税金の問題が浮上しているインドGPについて、「行ったら処罰を受けるようなところには、誰も行かないだろう」と語った。

『Time of India(タイム・オブ・インディア)』はこの件に関して、水面下でレース運営者のジェイピーとインド政府が激しく対立していると報じた。

問題の1つは関税法。F1では通常、レース後にすべて再輸出することを条件に、機材を輸入する際の関税は免除されている。インドでも、国家にとって重要なスポーツイベントの際にはこのような関税免除を認めているものの、政府側はF1を、スポーツイベントではなく、エンターテイメントとして扱っているという。

ジェイピーは当局者との面会を繰り返し、書面も送り続けていた。そして、ウィットマーシュがこの問題について言及する2日前の書簡で、ついに「政府への出費なし」でインドGPが開催されると確認されたという。しかし実際のところ、匿名のインド国税局員は「まだ何も決まってはいない」と強調。「まだ協議中の事項だ」とその情報源は付け加えた。

このほかにも、チームやドライバーに多額の税金が課される可能性も報じられている。それによると、インドGPは19戦あるF1の1イベントであるため、収入全体の19分の1を対象にした税金が課される可能性もあるようだ。しかし、クリケットのワールドカップがインドで開催された際には、この税金が免除されていた。

いずれにしろ、こういった問題が解決しない限り、チーム側やドライバーがインドへの渡航をボイコットする可能性もある。

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース