レッドブルのマーク・ウェバーが、マリーナベイ・ストリート・サーキットで行われるシンガポールGPに向けた意気込みを語った。
マーク・ウェバー
「シンガポールのナイトレースは手ごわいよ。路面はバンピー(でこぼこ)だし、いかに1,500発の照明でコース上が明るいとは言え、昼間のレースとは違う。やはり気疲れするよ。それに、レース時間も全19戦中いちばん長い。FIA(国際自動車連盟/F1統括団体)が定めた最長2時間のルールに届きそうな勢いだよ。気温も湿度もめちゃくちゃ高いし、コックピットは暑くてたまらない。レースの準備段階から水分補給に気をつけなきゃ」
「去年は3位入賞だったけど、マリーナベイ・サーキットでは、あまりツキがない。ドライビング自体は楽しいけどね。今年は、いつぞやのバレンシア(ヨーロッパGP)みたいに一発ドカンと決めたいな。選手権を見ると、僕とフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)、ジェンソン(バトン/マクラーレン)、それにルイス(ハミルトン/マクラーレン)がわずか14点の中にひしめいている。きっと誰もが一歩も譲らないだろうね」