ルイス・ハミルトン「日本GPを通じて復興中の日本を世界に示したい」

2011年10月02日(日)

マクラーレンのルイス・ハミルトンが、鈴鹿サーキットで行われる日本GPに向けての意気込みを語った。

ルイス・ハミルトン
「日本が大好きだし、日本GPは僕のシーズンにおけるハイライトのひとつだよ」

「もちろん、僕たちみんなが今年は、日本が地震と津波によって大きな被害を受けたことを心にとめながら日本へ向かう。日本GPを通じて、3月の恐ろしい出来事から復興に向けて力強く歩んでいる日本の姿を世界中に示すことができればいいと願っているんだ」

「レースについて言えば、鈴鹿は僕の強さを発揮できるところだと思う。いいラップタイムを出すために攻めの走りが求められるサーキットだからね。妥協の許されないところなんだ」

「でも、最高のタイムを記録するためにひとつのミスも許されない状況で、限界ギリギリで走るしか方法がないんだと感じるとき、それこそF1を走る感動が頂点に達するときだよ。そういう意味ではモナコにかなり似ているし、多分それこそ僕が鈴鹿を好きな理由なんだと思う。特別なんだ」

「鈴鹿にはかなりいい状態で行けると思っている。レッドブルが強いだろうというのはわかっているけど、僕たちにはとても速いクルマがあるし、違うタイプのサーキットでもうまくやってのけられるよ」

「鈴鹿もかなりダウンフォースが必要とされるサーキットだから、僕たちの強みを発揮できるよ。日本の秋は、天候がいつも予測不能だね。これまでも素晴らしく晴れて暑かったり、すごく寒くて雨が降ったり、ということを経験しているよ。激しいレースができる限り、どんなコンディションだってかまわないけどね」

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース