マクラーレンのジェンソン・バトンは、鈴鹿サーキットで行われた日本GPフリー走行1回目で20周を周回して、ベストタイムは1分33秒634でトップ。フリー走行2回目では、32周を周回してベストタイムは1分31秒901でトップになった。
ジェンソン・バトン
「鈴鹿を走るのはいつだって楽しいよ。いいクルマに乗っていれば特にね。ここは驚くべきサーキットなんだ。第1セクターは驚異的で、休む暇なんてないんだよ。あそこを走っている間は息をできるとは思えない。すべてをきれいにまとめて、流れるように抜けるためのバランスを探らなくてはいけないんだ」
「クルマの感触もいいよ。今の段階では、今日のデータから何が分かったかよく知らないけれど、クルマの感触はすごくよかった。燃料の搭載量を色々変えて走ってみたんだ。特に多くの周回を走るロングランに関してはまだ改良の余地があるにせよ、燃料を多く積んだ重い状態では高速で方向転換してもいい感じだった」
「僕たちにとって大事なのはクルマをきちんと準備し、勝利を目指して挑戦する用意を整えることさ」
「今週末のへルメットは日本の国旗をあしらったもので、側面と後部に『ジェイビー(JB/ジェンソン・バトンのイニシャル)』と『ジェンソン』の文字が日本語で書いてあるんだ。僕が今年のモナコGPで使ったヘルメットに似ているね。このヘルメットはレース終了後にオークションにかけるつもりなんだ。そのお金は、地震と津波で被災した人たちに贈るつもりだよ」