エイドリアン・スーティル「できる限りいい結果を手にすることが必要」

2011年10月13日(木)

フォース・インディアのエイドリアン・スーティルが、韓国インターナショナル・サーキットで行われる韓国GPに向けて意気込みを語った。

Q:エイドリアン、今回2回目となる韓国GPを迎えます。初開催となった去年で思い出に残っていることはなんですか?

スーティル:去年は週末を通して雨にたたられたけど、サーキットはとてもいいね。僕たちが到着したときはまだ完成していないコーナーがあったりして、もう少しサーキット工事が必要な感じだったけど、サーキットのレイアウトそのものは流れがあって良かった。

スーティル:でもひとたびF1マシンが走行すると、そのパワーのせいでブレーキを踏む区間にバンプ(路面のでこぼこ)ができてしまっていたから、このサーキットも今年は少し変更されているかもしれないね。

Q:このサーキットの中でどの区間が印象に残っていますか?

スーティル:3つに区切られた区間の中で、最初の区間は主に高速の直線と低速のヘアピンカーブで構成されている。これはオーバーテイク(追い抜き)には理想的だね。一方で、中間の第2、最終の第3区間ではいくつかの高速コーナーがある。

スーティル:僕としては方向転換が続く第7、8、9コーナーの間が特にお気に入りだよ。そして最終区間では次々とマシンの向きを変えなくちゃいけない。これは鈴鹿(日本GP開催サーキット)の最初の区間にちょっと似ているね。全体として、すべての要素がうまく組み合わさっているんだ。

Q:今シーズンも終盤に差し掛かっていますが、満足のいく内容となっていますか?

スーティル:僕個人としては、とても安定した1年になっていると思う。そんなにミスも犯していないし、チーム全体で獲得した結果には満足しているよ。今年はシーズンが進むにつれて僕たちは競争力を増しているから、去年と正反対だね。だからこそ、今シーズン残りのレースが重要だし、できる限りいい結果を手にすることが必要だ。

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