レッドブル、来季パーツの試験的投入には慎重

2011年10月23日(日)

先週末に開催された韓国GPでは、フェラーリが2012年用の新型フロントウイングを試験的に投入して注目を集めたが、レッドブルは来年向けの新パーツをテストすることに慎重なようだ。レッドブルの最高技術責任者エイドリアン・ニューイが語った。

今シーズンはすでに、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がチャンピオンに輝き、レッドブルがチーム部門のチャンピオンに決定していることもあり、残りのレースで来季用のパーツをテストする動きが出始めている。

一足早く新型パーツをお披露目したフェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリは、韓国GPで5位に入賞したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)の速さの要因も、この新フロントウイングにあったと語っている。

しかし、ニューイは新型パーツ投入に対してフェラーリとは違う意見を持っており、スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』へ次のようにコメントしている。

「現在、われわれは研究開発のリソースをすべて来季マシンの開発に集中させている。もしその中で今季のマシンに使えるものがあれば、使うかもしれない」

「だが、2012年用マシンの開発内容に関するヒントを与えてしまうかどうかという点も考慮して判断される」

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース