フェルナンド・アロンソ「最終セクターが楽しそう」

2011年10月28日(金)

フェラーリのフェルナンド・アロンソが、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで行われるインドGPに向けた意気込みを語った。

フェルナンド・アロンソ
「もし来年をもっといい1年にするのなら、今年残りのレースで自分たちに対して正直になり、今年よりもかなりうまくやる必要がある。すでにそれを目標にしているよ」

「選手権は両方ともチャンピオンが決まっているから、来年のことを考えているのは僕たちだけじゃないよ。だから、そのことを肝に銘じながら残りのレースへ挑む。選手権を争っていたらできないことを試しながらね。例えば、予選ではもっとリスクを冒して積極的にいくことができる」

「ドライバーとしては、新しいサーキットは新しい挑戦になるから、ここへ来ることがとても楽しみだった。このサーキットはとても面白そうだね。特に、とてもユニークで高速で流れるような最終セクターが楽しそうだよ。いつも、新サーキットではシミュレーターよりも現実の方がいいものなんだ。明日のフリー走行でいい第一印象を得られるとうれしいね」

「インドへ来るのも初めてだったんだけど、新しい国へ足を踏み入れるのもいいことだし、新しい文化、新しい観客へF1を見せるのも素晴らしいことだね。日曜(30日/決勝)には、彼らにいいショーを見せられることを願っている」

「(ダン・ウェルドンとマルコ・シモンチェリの死亡事故から)走っているときに影響を受けることはない。レース外では影響を受けたよ。モータースポーツ界にとって、とても悲しい数日間だった。ダンの事故は、テレビで映像を見たけど、それから2、3日はショックを受けたままだったんだ」

「そして今度はマルコだ。僕は生中継を見ていて、起こったことが信じられなかった。バイザーを閉じれば、リスクについては考えることはない。僕たちはレースが大好きで、危険なことは分かっている。でも、アドレナリンがリスクを忘れさせるんだ」

「このコースでは、約時速320kmが限界だけど、もし何かあれば、大きな事故になる可能性はある。でも、走っているときにそんなことは考えない」

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