フェラーリのフェルナンド・アロンソは、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGPフリー走行3回目で17周を周回して、ベストタイムは1分25秒784で番手。予選では、1分24秒519を記録して4番手になった。しかし、ほかのドライバーがペナルティーを受けるため、3番グリッドから決勝をスタートする。
フェルナンド・アロンソ
「スターティンググリッドは2列目までに入ることが重要だった。そうすれば戦いやすくもなる。左右のどちら側からスタートするかはあまり結果に影響しないんじゃないかな。スタートラインで理想的な位置は中央だから、両サイドとも結構汚れているんだよ。走行ライン外の砂ぼこりは追い抜きをする際に問題になるかもしれない。追い抜こうとするドライバーは躊躇(ちゅうちょ)せずに思い切って出てくるからね」
「今までのところ、想定したとおりに物事は進んでいるよ。あとは明日良い走りをするのみだ。初開催のインドGPで表彰台にあがり、トロフィーをもらえたらうれしいよ。今日は1列目までもう少しだったことにちょっと驚いたんだ。最近の予選では今日ほどライバルたちに近づけたことは無かった。昨日はそれなりに競争力があったけどね」
「いつも僕らは予選よりも決勝のほうが状態は良い傾向がある。でもだからと言って、優勝争いに加われるとは限らないよ。ここではいつも以上に未知数の要素があるし、サーキットごとに状況は刻々と変わってしまうからね。日本GPでは優勝まであと少しだったのに、シンガポールGPでは全然ダメだった。でも明日全力を尽くすという事は間違いないよ」