フェルナンド・アロンソ「表彰台の喜びも仲間の死の悲しみを消し去れない」

2011年10月31日(月)

フェラーリのフェルナンド・アロンソは、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGP決勝を3番手からスタートして3位になった。

フェルナンド・アロンソ
「初開催となるインドGPで表彰台に上がれてとてもうれしいし、新たなトロフィーを持ち帰れるなんて大満足さ。でも今日はさまざまな感情の入り交じる、特別な日だ。表彰台に上がれる喜びもダン・ウェルドンとマルコ・シモンチェリという2人の特別な仲間の死の悲しみを消し去ることはできない」

「現時点でドライバーランキング2位はまだ射程範囲内だけど、マクラーレンの調子がすごく良いからたったの13ポイント差であっても(現在2位のジェンソン・バトン/マクラーレンに)追いつくのはかなり難しいと思う。僕らはレッドブルとマクラーレンの後方にいて、何か想定外のことが起こらない限り表彰台に上がれないということも認識しているよ」

「今日チームのみんなは素晴らしい働きをしてくれた。フロントウイングに問題が生じていたんだけど、なんと決勝開始20分前に原因を突き止めて解決してくれたんだ。スタートはあまりうまくいかず、バトンに先を行かれてしまった。その後ウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)を追い上げて、彼が減速した所で一気に追い抜いた。そして彼よりもピットストップを数周遅らせて引き離したよ。我慢が報われたね」

「次のアブダビGP(11月13日決勝)は、いつもとは違ったものになるかもしれない。もしかしたらレースの前にフェラーリパーク(フェラーリのテーマパーク)へ行って、ゴルフでも楽しんでリラックスするかもしれないんだ。そして日曜日の決勝では、まだ僕が持っていない唯一のトロフィーをコレクションに加えられるように全力を尽くすよ」

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