2011年F1第17戦インドGP決勝が、10月30日(日)現地時間15時(日本時間18時30分)からブッダ・インターナショナル・サーキット(1周/5.125km)で行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が王者の貫録を見せつける完全勝利。小林可夢偉(ザウバー)はリタイアになった。
初開催となったインドGP。圧倒的な強さを見せて今季の王者に確定したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がポールポジションからスタートすると、一度も首位の座を譲ることなく、ポールポジション、ファステストラップ、全ラップをトップで周回という完全勝利を果たし、今季11勝目を記録した。
2位から10位までの結果は次のとおり。
2位ジェンソン・バトン(マクラーレン)、3位フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、4位マーク・ウェバー(レッドブル)、5位ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)、6位ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、7位ルイス・ハミルトン(マクラーレン)、8位ハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)、9位エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、10位セルジオ・ペレス(ザウバー)までがポイントを獲得した。
小林可夢偉(ザウバー)は、スタート直後に発生した、複数のクルマによる接触事故に巻き込まれ、1周も走りきることなく0周リタイアとなった。
このレースのファステストラップは、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)が最終周の60周目に記録した1分27秒249だった。
2011年のF1もこれでアジアでの戦いを終える。次は中東アブダビが戦いの舞台。第18戦アブダビGPは、11月11日(金)現地時間13時(日本時間18時)に開幕。夕方から夜にかけてのレースとなる決勝は、現地時間17時(日本時間22時)にスタートする。
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