フェラーリ、来季マシンにライバルのアイデア多数

2011年10月30日（日）

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フェラーリの2012年型マシンは、レッドブルをはじめとするライバル勢からアイデアを拝借したものになる。

これは、フェラーリのチーフ・デザイナーであるニコラ・トンバジスが自ら認めたもの。これまでフェラーリの新車プロジェクトは、トンバジスが先頭に立って大きく方向転換すると言われていた。

しかし、フェラーリが先日の韓国GPに持ち込んだ2012年用のウイングは、今季F1を席巻したレッドブルに設計思想が似ていると分析するF1関係者もいる。

トンバジスは『Autosprint（オートスプリント）』誌の電子版で次のように述べた。「やはり競争を無視はできない。それにレッドブルが（ふたつの選手権に）勝ったこともね」

「しかし、デザインに面白い解釈を加えているのは何もレッドブルだけじゃない。彼らより遅いマシンにも、考慮すべきデザインは存在するよ。そのことを隠す必要もないね」

「つまり、来年はいろいろと違った面を併せ持つマシンになると思う。レッドブルのコピーととらえられたら困る」

「フェラーリは、フェラーリだ。ただ、いろいろなところが異なる。あちこちに新しい考え方を取り入れている。あれやこれやの組み合わせだ」

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