2012年以降もヴァージンの名はF1に残る

2011年11月04日(金)

リチャード・ブランソンが会長を務めるヴァージンのブランドは、チーム名が変更される2012年以降も現在のチームに残るもようだ。

先日チーム・ロータスとルノーが、それぞれケータハムとロータスに名称変更を申請したのと同様に、ヴァージンもチーム名を“マルシャ”に変更することを希望している。

これによりヴァージンと新しくパートナーシップを提携したロシアのスーパーカーメーカーのマルシャの関係はさらに強化なものになると推測され、ヴァージンの名がチーム名から消えるのではないかとの考えらえるが、一連の報道は、ブランソンが率いるヴァージンの名は残されると強調している。

『The Sun(ザ・サン)』紙のクリス・ホックレイ特派員は、ヴァージンは「今後もさらにF1のプロジェクトに関わっていくだろう。そしてヴァージンのロゴも車体に残されたままになる」との記事を寄稿した。

フランスの『L’Equipe(レキップ)』紙もこれに同意見のようで、「リチャード・ブランソンの企業は今後もメインパートナーの一社として残るだろう」と報じている。

これに対し、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロは、チームはそう簡単に登録名を変更するべきではないとの考えを示しており、『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・デ・サンパウロ)』紙に「アイデンティティーに良くないし、チームが名前を変えるということはF1のイメージにも良くない」と語った。

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