F1若手ドライバーテスト3日目の結果

2011年11月18日（金）

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アブダビのヤス・マリーナ・サーキットで17日（木）、F1若手ドライバーテスト最終日が行われ、初日からトップタイムを記録し続けているレッドブルのジャン・エリック・ベルニュがこの日もトップタイムを記録し、3日間のテストを締めくくった。

初日と2日目もトップタイムを記録していたベルニュだが、この日はこれまでのトップタイムを1秒以上更新。わずか46周の周回にとどまったものの、2位に約2秒もの差をつける1分38秒917を記録した。2012年向けの実験タイヤが持ち込まれているため、単純な比較はできないものの、これはマーク・ウェバー（レッドブル）がアブダビGPの予選で記録したベストタイム、1分38秒821に約コンマ1秒にまで迫るものだった。

2位に入ったのはメルセデスGPから参加のサム・バード。メルセデスGPは2012年向けの排気システムをテストしており、上方排気と呼ばれる、煙突状の排気管をボディカウルの上に出す排気システムを搭載してデータを集めた。この日のバードは、104周を周回してベストタイムは1分40秒897だった。

3位はフェラーリのジュール・ビアンキ。空力のテストなどを行いながら周回を重ね、午後にはピレリが持ち込んでいる来季向け実験タイヤで長距離を走った際の反応なども確認し、1分41秒347のベストタイムを記録した。

今年の若手テストはこれで終了。次に各チームが集まって合同テストを行うのは、来年の2月になる。F1若手テスト3日目の結果は以下のとおり。

順位	ドライバー	チーム	タイム	周回数
1	ジャン・エリック・ベルニュ	レッドブル	1分38秒917	46
2	サム・バード	メルセデスGP	1分40秒897	104
3	ジュール・ビアンキ	フェラーリ	1分41秒347	106
4	オリバー・ターベイ	マクラーレン	1分41秒513	89
5	マックス・チルトン	フォース・インディア	1分41秒575	79
6	エステバン・グティエレス	ザウバー	1分42秒049	77
7	ミルコ・ボルトロッティ	ウィリアムズ	1分43秒277	74
8	ケビン・チェッコン	トロ・ロッソ	1分43秒686	35
9	アレキサンダー・ロッシ	チーム・ロータス	1分44秒283	74
10	ヤン・チャロウズ	ロータス・ルノーGP	1分44秒470	82
11	ステファノ・コレッティ	トロ・ロッソ	1分44秒545	48
12	ナタナエル・ベルトン	HRT	1分45秒839	51
13	ロバート・ウィッケンズ	ヴァージン	1分45秒934	34
14	シャルル・ピック	ヴァージン	1分46秒348	49