2011年F1最終戦ブラジルGPフリー走行3回目が、11月26日(土)現地時間11時(日本時間22時)から60分間、インテルラゴス・サーキット(1周/4.309km)で行われ、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップ、小林可夢偉(ザウバー)は14番手となった。
セッション開始時の天候は晴れ、気温28℃、路面温度は38℃。このセッションでまずタイム計測を行ったのは、ブルーノ・セナ(ロータス・ルノーGP)。セナは1分16秒622を記録し、その後もタイムを更新しながら周回を重ねた。
セナに続き、ほかのドライバーも次々に走行を開始しており、ビタリー・ペトロフ(ロータス・ルノーGP)が1分16秒654を記録してトップに。ペトロフはその後、1分14秒489を記録し、トップタイムを更新してピットへ戻った。
開始約15分、ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が1分13秒988を記録してトップに浮上。しかし、そのトップタイムをセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が更新。ベッテルのタイムは1分13秒754だった。
しかし、ベッテルがトップタイムを更新した直後にハミルトンが再びタイムを更新。1分13秒508を記録してトップになった。だが、その直後にジェンソン・バトン(マクラーレン)が1分13秒442を記録し、ハミルトンのトップタイムを更新した。また、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)はトラブルが発生したようで、スロー走行でピットへ戻ってきた。その後、ベッテルが再びタイムを更新。1分13秒186でトップに返り咲いた。
開始約40分、ニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)がソフト側のタイヤで自身のタイムを更新したものの、ベッテルのタイムには届かず3番手に。その一方、同じくソフト側のタイヤを装着したマーク・ウェバー(レッドブル)が1分13秒154を記録してトップに立った。しかし、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が1分13秒113を記録。これでトップはスーティルになっている。
残り約10分、ソフト側のタイヤを装着したフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)が1分12秒765を記録してトップに。ほかにもトップチームのドライバーが続々とソフト側タイヤでのタイム計測を開始している。
残り約5分、ハミルトンが1分12秒622でトップタイム更新。フェリペ・マッサ(フェラーリ)は第1セクターで自己ベストを記録したものの、第2セクターでほかのクルマに前をふさがれてしまった。また、ベッテルが1分12秒508を記録してトップになった。
セッション終了直前、ハミルトンはタイムを更新できなかったものの、ベッテルはタイム更新に成功し、1分12秒460のトップタイムを記録してセッション終了となった。小林可夢偉(ザウバー)は、1分14秒311を記録し、チームメートであるセルジオ・ペレスよりも2つ前の14番手になっている。
・【結果】ブラジルGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など