ドバイで26日(土)に開催されたレーシングカートROTAX世界大会で、群馬県出身の15歳、笹原右京がジュニアカテゴリーの世界チャンピオンに輝いた。
ROTAX世界大会は、主催者がシャシーとエンジンを全選手へ供給することから、完全なイコールコンディションで戦われ、選手の技術のみで勝敗が決まるレース。この世界大会で笹原は、2度目のジュニアタイトル獲得を達成した。
6歳でレーシングカートを始めた笹原は、13歳だった2009年にROTAX世界大会で初の世界王者に。2010年からは欧州選手権へ参戦。今年は同選手権のチャンピオンになったことでファイナルへの出場権を獲得し、26日の世界大会で2度目のタイトル獲得を果たした。
笹原は、中学生生活と海外転戦やレース活動を両立しながら、20歳でのF1デビューを目指している。