チーム・ロータス、収益金の分配額は19億円相当

2011年11月29日(火)

来年からチーム名が「ケーターハム」へ変更となるチーム・ロータス。ブラジルGPでは2周遅れという結果になったものの、チーム代表のトニー・フェルナンデスにとっては笑いが止まらないシーズンの締めくくりとなった。

チーム・ロータスはシーズンを通してポイントを獲得できなかったが、ドライバーのヘイキ・コバライネンとヤルノ・トゥルーリがライバルチームのヴァージン及びHRTを上回る順位で最終戦のブラジルGPも終えた。よって、チームの年間順位(コンストラクターズ・ランキング)が10位に確定したのだ。

コンストラクターズ部門のランキング10位以内のチームは、11位以下と比べるとコンコルド協定(F1における各種規程や商業権等に関する取り決め)に基づき分配される収益金に大きな差が生じる。

この収益金の分配に関してフェルナンデスは「金銭価値にして約2500万ドル(約19億円)になる」とフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』に明かしている。

またオーストラリアの『Sydney Morning Herald Business Day(シドニー・モーニング・ヘラルド・ビジネスデイ)』は、ケーターハムに約2800万ドル(約22億円)相当が支払われるであろうと報じている。

フェルナンデスも「収益金の分配は800万ドル(約6億円)未満から3600万ドル(約28億円)程度まで開きがあるのだからかなり重大だ」と今回の成果について述べている。

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