バレンシアのストリートコースで開催されるヨーロッパGPについて、この数日の間にその主催者が交代するという出来事が起きていたようだ。
『EFE』通信社が伝えるところによれば、バレンシアの自治政府であるGeneralitat Valenciana(ヘネラリータ・バレンシアーナ)が、これまでのヨーロッパGPのプロモーターであったValmor Sport(バルモア・スポーツ)から、同グランプリの開催権を買い取り、今後は同政府がヨーロッパGPを主催してゆくことになったという。
その報道によれば、この権利譲渡はこれまでのバルモア・スポーツの負債を考慮し、非常にわずかな金額で行われたとしている。
また、スペインの『AS』紙は、バレンシア自治政府の広報官がこの報道を認めるとともに、このことがF1との契約やF1最高責任者のバーニー・エクレストンとの関係に対して何の影響も及ぼさないだろうと話したと伝えている。