2011年からF1に供給されるピレリタイヤに最もうまく適応できるのは、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)とルイス・ハミルトン(マクラーレン)だ。
こう語るのはペドロ・デ・ラ・ロサ。昨年の前半はザウバーでF1を戦い、シーズン終盤にザウバーのシートを失ってからは、ピレリのF1タイヤ開発を担当したドライバーである。
2010年までF1にタイヤを供給したブリヂストンに代わり、2011年からはピレリがF1へタイヤを供給する。しかし、メーカーが代わるということは、タイヤの特性が変わることも意味し、新しいタイヤ特性にチームやドライバーが対応する必要があると言われている。
だが、デ・ラ・ロサは『Marca(マルカ)』に対し、アロンソやハミルトンがほかのドライバーよりもうまくピレリタイヤに適応するだろうとして、次のように語った。
「こういった変化があるといつも、最高に腕のあるドライバーが有利になるんだ。腕のあるドライバーといえば、ハミルトンやアロンソだよ」
「でも、タイヤメーカーが代わったからといって、誰かが大きな問題を抱えるとは思わない」