ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)が、今シーズンは優勝を目指していくと語った。
2008年までホンダF1として活動していたブラウンGPを買収し、2010年に発足したメルセデスGP。シューマッハは現役復帰してメルセデスGPに加入したものの、期待されていたような結果は残せなかった。
しかし、2010年のメルセデスGPはシーズン途中から2011年に向けた開発に集中しており、昨年よりも速さを見せることが期待されている。シューマッハも、次のように新シーズンへ向けた心境を語った。
「ようやく“待ち”の時間が終わって、いろいろなことが始まるよ。僕たちドライバーにとって、休みの期間は毎年つらいものなんだ。前年の最終戦と初めてコースでクルマに乗るまでの期間が、まるで永遠のように感じるからね」
「開発に携わっていて、冬の間ずっと開発の進み具合を聞き、とても大きく進歩することが分かっていても、目の前にある新車を初めて見る瞬間は特別なものなんだ。自然と緊張感が高まってくる」
「新シーズンをとても楽しみにしている。これまでにも何度か言ったけど、ここでも言わせてもらう。僕たちは大きなことを成し遂げるつもりだよ。今シーズンは、もっと頻繁に表彰台に上れるという自信がある。できれば真ん中に行きたいね!」