ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエは、ラリー競技で負傷した所属ドライバーのロバート・クビサに代わって2011年マシンを走らせるドライバーの候補が、3人以上いることを明らかにした。
8日(火)の報道によると、ブーリエは、クビサが復帰するまでの代役候補として、ブルーノ・セナ、ニック・ハイドフェルド、ビタントニオ・リウッツィの3人まで候補者を絞ったということだった。
しかし、スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』にブーリエは、こう話している。「セナ、ハイドフェルド、それにリウッツィかな? 彼らと話はした。でも、ほかとも交渉したよ。完全にマシンをドライブできる状態の人たちとね」
『EFE通信』は、3人のほかに接触をはかったドライバーの中にペドロ・デ・ラ・ロサが含まれると伝えている。
元マクラーレンのドライバー、マーク・ブランデルは自身のツイッターでこう語る。「私がルノー(ロータス・ルノーGP)の立場だったら、ペドロ・デ・ラ・ロサを取るね。全現役ドライバーの誰よりもピレリの経験を積んでいるからだ」
ロータス・ルノーGPのスポークスマンは、焦って候補者リストから1人に絞り込むことはしないと、『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に対して次のように語っている。
「代役ドライバーについて語るのは時期尚早だ。開幕戦まで、あと5週間。決定には多少の時間的余裕があるよ」