マクラーレンが、10日(木)にヘレスで始まった合同テストに、ロータス・ルノーGP流の排気システムを持ちこんだ。
先週にバレンシアで行われたテストでは、ロータス・ルノーGPがサイドポッド前部に排気口を配置して大きな話題になった。また、4日(金)にマクラーレンが2011年型車MP4-26を発表した際、取り付けられていた排気管がプラスチック製の展示用のものだったため、マクラーレンもロータス・ルノーGPのような排気システムを導入する可能性が高いとみられていた。
10日に合同テストが始まったヘレスから各メディアが伝えるところでは、マクラーレンのリア部分に従来のような排気管は確認できないという。
しかし、サイドポッドのかなり前方、フロアの前端付近に、排気口と思われるものがあると『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』などが報じている。
『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、写真付きでこれを報じているが、「ルノー(ロータス・ルノーGP)のように、詳細は非常に写真で撮りにくい」と加えていた。