ロバート・クビサ、2回目の手術が終了

2011年02月13日(日)

ラリー事故で重傷を負ったロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が、2回目の手術を受けた。

クビサは6日(日)にラリーで大クラッシュに見舞われ、イタリアのサンタ・コロナ病院に搬送された。サンタ・コロナ病院では、事故当日に7時間に及ぶ緊急手術が行われていたが、これは危機的な状態に陥っていたクビサの容体を安定させること、そして切断寸前になっていた右手の切断を回避することが目的の手術だった。

しかし、クビサは複数の複雑骨折なども負っており、11日(金)に行われた2回目の手術で、腕や脚の処置を受けた。手術後、担当のフランチェスコ・ランツァ医師が、『IVG.it』へ「(手術が)複雑だったことを考えると、うまくいったと言える」と語ったと『Autosport(オートスポーツ)』が伝えた。

クビサはもう1回手術を受ける予定になっている。だが、その後はリハビリを始められる可能性もあるとランツァ医師は述べた。

「最後に肘頭(ちゅうとう)の手術を行うことになる。それが終われば、ロバートの手術がようやく終わったと言えるだろう」

「リハビリの計画を立てられるとも思っている」

「彼にとって、(病院は)非常に有利な場所だ。われわれがついていて、何かがあればいつでもわれわれが手を貸すことができる。必要とあらば、アドバイスもできる。ここの外傷部門全体が彼を支えている」

2回目の手術後の経過次第では、クビサは14日(月)に最後となる3回目の手術を受けられるとのことだった。また、この3回目の手術後の経過も良好だった場合、早ければ週末にクビサは退院できるとも伝えられている。

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