予定通りにレースが開催されないことが濃厚になったバーレーンGPだが、中止ではなく、「延期」になる可能性もあるという。
バーレーンでは、大規模な反政府デモが発生しており、治安部隊との衝突で死傷者も出ていたことから、バーレーンGPは中止になる可能性が高まっていた。
しかし、バーレーンGPが12月に延期される可能性も浮上しており、F1最高権威バーニー・エクレストンも、『Bild am Sonntag(ビルト・アム・ゾンタック)』へ次のように認めた。
「レース(バーレーンGP)を、開催カレンダーの最後に移動させる可能性はある」
元F1ドライバーであるアレキサンダー・ブルツも『laola1.at』へ、心情的にはレースを中止にすべきだと考えているものの、F1には次のような一面もあると指摘した。
「F1が、単なるスポーツではないことも認識しないといけない。巨大な産業だし、ただ中止するだけというほど簡単なものではないんだ」