F1 可変リアウイング、マレーシアGPでも作動区間延長か

2011年03月30日(水)

2011年のF1第2戦マレーシアGPでも、可変リアウイングを使用できる区間が延長されるようだ。

今年からF1に導入された可変リアウイング。追い抜きを増加させるために導入されたものだが、決勝で使用できる区間は1周のうち600メートルに制限されるとのことだった。

しかし、開幕戦オーストラリアGPでは、この区間が延長されていた。だが、オーストラリアGPで可変リアウイングが期待された効果を発揮することはなかった。これは、オーストラリアGPの舞台アルバート・パークのストレートが短いためだとも言われている。

そして、アメリカのテレビ局『SPEED』によると、マレーシアGPでも可変リアウイングを使用できる区間が延長されるとのこと。マレーシアGPが行われるセパン・サーキットには、長いストレートが2本ある。ホームストレートと、最終コーナーへ続くバックストレートだが、可変リアウイングを使えるのはホームストレートになるようだ。

未確認の情報としながらも、マレーシアで可変リアウイングを使える距離は700メートルになると『SPEED』は伝えている。オーストラリアGPでは、867メートルに延長されていた。

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