F1 日本GP、東日本大震災の影響を懸念する声

2011年04月26日(火)

F1の最高権威バーニー・エクレストンが、今年のF1日本GPへ東日本大震災が与える影響を懸念している。

報道によると、スポンサーがホスピタリティー関連の出費を削減したことなどから、昨年の日本GPでは520万ドル(約4億2,000万円)の損失があったという。そして、『Daily Mail(デイリー・メール)』は、震災によってどれほど損失が拡大するのか、エクレストンが試算を始めていると報じた。

日本GPの舞台になるのは、三重県の鈴鹿サーキット。震災による施設面の被害は受けなかったとのことだが、エクレストンは次のように語っている。

「問題はサーキットへの損傷ではない。チケット販売の面で、どれほどの商業的ダメージがあるのかという点だ」

また、エクレストンは「以前にもわれわれは地震の問題に直面し、彼らを支援しようとした」と語っており、数年前にも地震による影響を受けた日本GPを支援したと明かし、今回も支援する可能性があることを示唆したという。

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