トロ・ロッソのセバスチャン・ブエミは、ヨーロッパGPフリー走行2回目で32周を周回し、15番手となる1分40秒454を記録した。なお、フリー走行1回目では今回もブエミに代わって、リザーブドライバーのダニエル・リチャルドが走行している。
セバスチャン・ブエミ
「予定通り、今日は午後の走行だけだったけど、いずれにしても、これから何が期待できるか、そしてクルマを改良するために、どの部分に課題があるかってことはおおよそわかったよ。今日の僕のクルマはダニエルの運転で始まった朝のセッションから一日中全くトラブルが出なかった。これは明るい材料だね」
「ここは、これまでの数レースに比べると暑いから、これは考慮に入れておかないといけない。新しいミディアムタイヤはなかなかいいと思うよ。でも、すべて理解できたというにはちょっと早すぎるけどね」
「このサーキットでは低速区間をうまくこなせるクルマにするのがカギなんだ。それはつまり、ブレーキ時の安定性がとても重要だってことだ。予選や決勝までにはクルマをかなり改善できるよ。今日は、今週末の残りに向けた基礎固めができたし、おおむねいい仕事をできた一日だった」