アメリカGPのサーキット、支持者に評議会へ圧力をかけるよう要求

2011年06月28日(火)

アメリカGPの舞台となるサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、2012年のF1開催が危機にさらされているという懸念を否定しているようだ。

テキサス州の会計監査官がサーキットへの支援に関して、納税者のあるグループから告訴されていることが明らかとなってすぐ、オースティン市議会は資金の投入についての投票を延期していた。これによって、テキサス州がF1プロジェクトへ資金を投入するか疑わしいと報じられている。

サーキット側は声明で、「先週に市議会は、行動を起こすことを延期すると決めた。正式な承認があって初めて、このイベントを開催することができる」と明かしている。

しかし、アメリカGPは来年半ばにF1開催が予定されており、この文書が支援者にオースティン市議会へ圧力をかけるよう働きかえているようだ。

サーキット・オブ・ジ・アメリカズは、「市議会のメンバーが、支援を受けていることを知ることは重要だ。彼らはレースを正式に承認するよう求められているのだからね」と語った。

「レースの承認を支持するよう働きかけ、アメリカでもう一度F1を見たいんだということをみんなに知らせよう」と支持者を募っている。

延期された市議会の会合は29日(水)に行われる。

この記事をシェアする

【関連記事】

2011年 F1ニュース一覧 rss

2011年F1ドライバー

2011年F1チーム

世界選手権

フォーミュラカー

市販車ベース