ジェンソン・バトン「間違いなく表彰台が可能だった」

2011年07月11日(月)

マクラーレンのジェンソン・バトンは、5番手からイギリスGPをスタートしたものの、ホイールナットが締まっていないままピットアウトしてしまい、リタイアとなった。

ジェンソン・バトン
「今日のレースでは、いろいろな可能性があったのに。最後にピットへ入る前には、最高なペースで走れていて、ルイス(ハミルトン/チームメート)、セバスチャン(ベッテル/レッドブル)、マーク(ウェバー/レッドブル)に追いつけるはずだった。彼らがピットへ入ったとき、僕はもう1周コース上にとどまった。ピットストップ後には、マークと並ぶか、彼の前に出られるはずだったんだ」

「でも、ピットレーンを出たとき、右フロントのホイールが外れてしまい、すぐにクルマを止めざるを得なかった。右フロント担当のスタッフがホイールナットを見失って、違うのを使おうとしたんだけど、彼の手が動いたんだと思う。それでフロントジャッキのスタッフは、それがジャッキを下ろす合図だと思ったんじゃないかな。そしてロリポップ(ピットアウトを指示するボード)が上がったんだ。同じようなことが2度と起きないことを願うよ」

「母国ファンの前でこんなことが起こるなんて残念だよ。僕もレースを楽しめていたのにね。僕のペースはずっとよかったし、いくつかいいバトルを満喫できたんだ。特にベイルのイン側でフェリペ(マッサ/フェラーリ)を抜いたのは楽しかった」

「ファンには声援を送れるようなものを見せられたと思う。僕たちがもっとポイントを獲得できなかったのは残念だけどね。レースの終盤にいいペースで走れたドライバーがチャンスを得るんだ。今日は間違いなく表彰台が可能だったと思う」

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