HRTのダニエル・リチャルドは、スパ・フランコルシャンで行われたベルギーGPを23番手からスタートしたものの、リタイアに終わった。
ダニエル・リチャルド
「短いレースになってしまったから、満足することはできないよ。ただ、少なくとも僕が記録したタイムは前向きなものだった。いいスタートを決めて、前で起きた事故をうまく避けることができ、うまい選択をしたことでいくつか順位を上げられたんだ」
「ペースはかなりよかった。速いクルマが何台か後ろへ下がってきたけど、直接のライバルに対してタイムを失うことなく彼らを前に出すこともできた。ヴァージン勢やチーム・ロータス勢の前で順調だったんだ。でも残念なことに、リアに問題が起きてレースを終えることになった」
「ただ、前向きな点があったのも間違いない。完走できていればよかったけど、次のチャンスは常にあるからね。僕としては、レースの展開に満足しているし、モンツァでの次戦(イタリアGP/9月11日決勝)でさらに進歩したい」