フェラーリのフェルナンド・アロンソは、韓国インターナショナル・サーキットで行われた韓国GPを6番手からスタートして5位になった。
フェルナンド・アロンソ
「終盤になってよくあるように、今日のレースも本当に接戦だったね。予選ではいつものようにレッドブルとマクラーレンが僕らよりも明らかに強かった。でも今日の決勝では、いつも以上に差がなかったよ。全体として動きの多い、面白いレースだったと思う」
「ソフト側タイヤでスタートしたけど、わずか数周でアンダーステア(クルマが曲がりにくい状態)がひどくなって、上位陣のペースに追いつくのに苦労した。それに加えてコース上は込み合っていて、空力のダウンフォースが少なくなり、タイヤの性能がさらに低下してしまったんだ」
「ハード側タイヤに交換したら、状況はかなり良くなった。コース上も混雑がなくなって全力で走ることができたよ。でもその時には、表彰台争いをしているトップの数台に追いつくのが難しくなっていたんだ。そこから力を振り絞って20周走ったけれど、残り2周のところでこれ以上できることは無いと思い、(もうあきらめる、という)あの無線の言葉がでたんだ」
「僕たちはまず、予選での順位を上げる必要がある。今シーズン残りのレースで勝つこともあきらめないよ。それから来シーズンに向けての努力も続ける。新たなことを試して、もしかしたら戦略も変えてみるかもしれない。少しリスクを負うかもしれないけれどね」