マクラーレンのルイス・ハミルトンは、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGPフリー走行1回目で22周を周回して、ベストタイムは1分26秒836でトップ。フリー走行2回目では、26周を周回してベストタイムは1分26秒454で4番手になった。
ルイス・ハミルトン
「素晴らしいサーキットだね。レース主催者は大きな仕事をやってくれた。すごく速くて流れるようなレイアウトだし、グリップレベルもかなり高い。ランオフエリア(コース外の舗装された部分)もいいよ」
「それに何より、縁石は僕らが走るほかのどのサーキットよりも優れている。ランブル・ストリップス(ドライバーにコースオフの注意を喚起する波上の凹凸をつけた特別舗装)もいいね。グリップレベルだって、1日を通じてどんどん上がった」
「午前中は調子が良かった。ところが、午後はドライブシャフトに問題が出たせいか分からないけど、何かマシンに変調を感じて、セッションを早めに上がることにした。明日は新しいギアボックスを装着する。できればマシンの感触が良くなってほしいな。そうすれば、もっと上位に食い込める」
「日曜日(30日)の決勝は長い戦いになるよ。いずれにしろ、追い抜きの機会は訪れるだろう。ここは大きなダウンフォースで走るサーキットだ。他車の背後にピッタリつけて走るのはすごく難しいけれど、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使えるエリアが2ヶ所あるから、多少は追い越しがしやすくなる。明日になれば、僕らの速さがどの程度か、より明らかになると思うよ」
※金曜から土曜にかけてのギアボックス交換は、ペナルティーの対象外