ルイス・ハミルトン、予選2番手に「チームとしては誇れる」

2011年10月30日(日)

マクラーレンのルイス・ハミルトンは、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGPフリー走行3回目で16周を周回して、ベストタイムは1分25秒288で4番手。予選では、1分24秒474を記録して2番手になった。しかし、フリー走行1回目で減速指示の黄旗を無視していたことから、3グリッド降格のペナルティーを受け、5番グリッドから決勝をスタートする。

ルイス・ハミルトン
「予選でレッドブル勢に割って入れるなんて、チームとしては誇れる出来事だよ。実は、この1年を通じて自分の予選パフォーマンスにはすごく満足しているんだ。ますます安定しているからさ。最後のアタックでは、コーナーが残り2つというところでコンマ1秒しか遅れていなかったんだけど、わざと止めた。タイヤを温存しようと思ったんだ。明日のレースは長いからね」

「グリッド降格のペナルティーは残念だけど、しょうがない。速さはあると思うけど、なにしろ長丁場だ。とりあえずストレートは長くて道幅が広いし、DRS(空気抵抗低減システム/可変リアウイング)を使用できる区間も2ヶ所あって、比較的追い抜きをしやすいサーキットなはずだからね。決勝の展望は明るいと思う」

「それと、コースを外れたらパァッとホコリが舞い散るのは、カッコ良くない? これぞレースって感じがする。やっぱりランオフエリア(コースとバリアの間)は芝やダートじゃなきゃね。さて最後に、レース主催者に心からお礼を言いたい。このサーキットはスムーズで、速くてリズムが良い。実際、美しいコースだよ。施設は素晴らしいし、みんな歓迎してくれる。世界有数のサーキットだから、ぜひみんなにレースを見に来てほしいな」

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