ジェンソン・バトン「すっかりグリップを失ってしまった」

2011年10月30日(日)

マクラーレンのジェンソン・バトンは、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで行われたインドGPフリー走行3回目で15周を周回して、ベストタイムは1分25秒191で2番手。予選では、1分24秒950を記録して5番手になった。しかし、ほかのドライバーがペナルティーを受けるため、4番グリッドから決勝をスタートする。

ジェンソン・バトン
「今朝はマシンの感触がすごく良かったのに、午後になったら、すっかりグリップを失ってしまった。特にプライムタイヤ(ソフト側)がひどい。なぜバランスを見失ったのか原因を突き止めなければならない。何とか明日に向けて改善したいよ」

「とにかく予選は前をふさがれて苦戦した。自分のペースで走るのが大変だったんだ。たとえ前をふさがれなくても、既にタイヤのピークを過ぎていたりしてさ」

「最後のアタックでは、フェリペ(マッサ/フェラーリ)に追いついたところで、彼がグラベルに突っ込んだ。間違いなくもっと速いタイムが出せたはずなのに、黄旗の区間に入ってしまい、彼のマシンと土煙が立ち上っているのを見て少しアクセルを戻したんだ」

「データを見たら、時速14kmほど落ちたみたい。明日の決勝は、今日の午後に乗ったマシンじゃなくて、昨日のマシンで出たいよ。金曜日(28日)の走行では、燃料を積んだ状態のほうが力強い感じだったんだ。明日はその感触を取り戻すよう願っている」

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