ジェンソン・バトン、初開催のF1インドGPで「素晴らしいレースを見せたい」

2011年10月24日(月)

マクラーレンのジェンソン・バトンが、デリーのブッダ・インターナショナル・サーキットで行われるインドGPに向けた意気込みを語った。

ジェンソン・バトン
「新しいサーキットを走るのは妙な経験なんだ。さまざまな、そして鮮烈なデータを頭の中でかき集めないといけないからね。ほんとうに強烈な経験だよ。すべてを迅速にまとめ上げなければならない。絶えずグリップレベルを判断して、予想しない路面の凹凸や、縁石の高さ、ランオフエリア、ピットレーンの入り口と出口、路面の傾斜を確認しなければならない。しかも、それを時速270kmでやるんだよ!」

「ただ、コーナーがうまく組み合わされているコースだね。周回の初めは加速と減速を繰り返す形だ。長い直線と狭いヘアピンカーブがいくつかある。でも、周回の最後のほうはもっと面白いよ。S字カーブでは高速でクルマの向きを変えるし、こう配の変化もあるんだ」

「面白いと思うのは、周回の終盤にバンク(横向きの傾斜)がついたコーナーがあって、コーナーの頂点が2ヶ所あること。これはとても珍しいよ。中国(上海インターナショナルサーキット)のターン13と、韓国(韓国インターナショナルサーキット)のターン11を混ぜたような感じだね」

「僕はいつも、次のグランプリを待ち遠しく思っているんだ。インドの人たちは本当にF1を楽しみにしてくれているし、今回のイベントはF1がいい第一印象を残す意味で重要なんだ。素晴らしいレースを見せたい、と心から願っているよ。僕たちのクルマはこのところいい走りをしているし、シーズン終了までにいくつか勝利を手にしたいと思っている」

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