上海の天馬サーキットで6日(日)、WTCC(世界ツーリングカー選手権)第11戦が行われ、第1レースでアラン・メニュ、第2レースでイバン・ミュラーが優勝し、シボレー勢の連勝となった。
第1レースでは、ポールポジションからスタートしたメニュがレースをリード。終盤には、コリン・ターキントン(BMW320TC)がメニュにプレッシャーをかけたものの、メニュがトップの座を守りきって優勝。2位はターキントン、3位はロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)だった。
第2レースでは、2番グリッドのガブリエル・タルキーニ(サンレッドSRレオン)がスタートでトップに立ったものの、4周目にミュラーがタルキーニを抜いて首位に浮上。そのままミュラーがトップでゴールして優勝。2位はタルキーニ、3位はハフだった。
谷口行規(シボレー・クルーズ)は、第1レースが20位、第2レースは第1レースでクラッシュしたクルマを修復できず、未出走だった。
この結果、ドライバーランキングでは、トップのミュラーがタイトル獲得に大きく近づいた。マニュファクチャラー部門では、シボレーのタイトル獲得が決まっている。