2012年のレースシート争いでは、ロシア出身のビタリー・ペトロフが鍵を握っているのかもしれない。
これはフィンランドの『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙の主張だ。同紙は、ロータス・ルノーGPを放出されたペトロフのマネジメント側がトロ・ロッソ、ウィリアムズ、マルシャ(現ヴァージン)、HRTと接触を持っていると報じている。しかし、トロ・ロッソは2012年のドライバーをすでに発表し、その中にペトロフの名前はなかった。
ペトロフとロータス(現ロータス・ルノーGP)の契約はあと1年残っているため、ロータスは2012年シーズンの年俸をペトロフに支払わなければならない。
この資金に加えて、ペトロフには2年間のF1参戦経験があり、少なくとも1,000万ユーロ(約10億1,200万円)のスポンサーを持っていると推測される。
ペトロフのマネジャーであるオクサナ・コサチェンコは10日以内にペトロフの将来が確定するだろうと話している。