ロバート・クビサの後任が決定との報道

2011年02月10日(木)

ニック・ハイドフェルドが、重傷を負ったロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)の代役に決定したと報じられている。

クビサはラリー事故で重傷を負い、少なくとも数ヶ月はF1を欠場する見込みとなった。そのためロータス・ルノーGPは9日(水)、今週にヘレスで行われるテストで「代役候補ニック・ハイドフェルドの評価を行う」と発表した。

しかし、ハイドフェルドの母国ドイツの『Bild-Zeitung(ビルト・ツァイトゥン)』は、3月のシーズン開幕後もハイドフェルドがクビサの代役を務めると報道。すでにハイドフェルドは、ロータス・ルノーGPのチーム本拠地でシート合わせを済ませたとも報じられている。

ロータス・ルノーGP関係者は『Bild-Zeitung(ビルト・ツァイトゥン)』へ、次のようにコメントした。

「ペトロフ(ビタリー・ペトロフ/ロータス・ルノーGP)には、あまり経験がない。クルマの性能を最大限に引き出すには、絶対に強力で経験豊富なドライバーが必要だ」

「また、チームはすでに、数年前からハイドフェルドとは話をしていた」

チーム関係者の言葉を裏付けるように、今年もロータス・ルノーGPに残留したペトロフだが、チーム側は一時、ペトロフの放出を検討しており、ハイドフェルドが後任になるともうわさされていた。

今のところ、ロータス・ルノーGP側はクビサの代役が決定したとの報道を認めておらず、スポークスマンは『DPA通信』へ、「クビサがいまだ集中治療室にいる中で」、後任の結論を出すのは「不適切なこと」だと話している。

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