ロータス・ルノーGPが、負傷したロバート・クビサの代役最有力候補はニック・ハイドフェルドであると認めた。
ラリー中のクラッシュでクビサが重傷を負ったため、ロータス・ルノーGPはクビサの代役ドライバー捜しを始めている。ヘレス・サーキットで13日(日)まで行われるテストでは、ハイドフェルドがロータス・ルノーGPを走らせることから、ハイドフェルドが最有力候補だとみられていた。
ヘレステストでのハイドフェルドの走行予定を明かしながら、ロータス・ルノーGPのチーム代表エリック・ブーリエは、次のように『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』へ語った。
「彼は土曜(12日)から日曜にかけて、1日半走行する。もし彼が適任だと思えば、バルセロナでの次回テストでも彼が走る」
「もしそうでなければ、ほかのドライバーをテストしなければならない」
しかし、ヘレスでのテストが終了すると、残るテストはバルセロナとバーレーンの2回しかない。ブーリエも残された時間が限られていることを認識しており、こう加えた。
「バルセロナが、われわれにとっての最終期限だ。それまでに、レースドライバーを決定する必要がある」
さらにブーリエは、「理論的に考えれば、理想的なロバートの代役はハイドフェルドだ」と『sport24.com』へ話していた。