10日(木)にヘレスで始まるF1合同テストでは、ニック・ハイドフェルドがロバート・クビサの代役としてロータス・ルノーGPを走らせることに決まった。
クビサがラリー中のクラッシュで重傷を負ったことで、ハイドフェルドがクビサの代役候補筆頭だと報じられていた。ハイドフェルドは、F1経験が豊富なだけではなく、BMWザウバー在籍時にはクビサのチームメートでもあった。
また、もう1人の有力候補とされているロータス・ルノーGPのサードドライバー、ブルーノ・セナもヘレステストでロータス・ルノーGPに乗り込む。
クビサのチームメートであるビタリー・ペトロフが10日と11日(金)に走行し、ハイドフェルドとセナは残りの2日間で走行するとのことだ。
しかし、「詳細な走行予定は、金曜の夕方に決定する」とロータス・ルノーGPは発表している。
ハイドフェルドがテストに参加することで、クビサの代役はほぼ決定したとも考えられるが、ロータス・ルノーGP側はこれが代役決定を意味するものではないとして、次のように加えていた。
「レースドライバーであるロバート・クビサの代役候補ニック・ハイドフェルドの評価を行う」