ロータス・ルノーGPが18日(金)、ラリー事故で重傷を負っていたロバート・クビサが集中治療室を出たと発表した。
クビサは6日(日)にイタリアのラリーに参加してクラッシュ。一時は生命の危機にも陥ったものの、搬送されたサンタ・コロナ病院で7時間に及ぶ緊急手術を受け、一命を取り留めた。しかし、右半身を中心に、複数の複雑骨折など重傷を負っており、11日(金)には2回目の手術を、そして16日(水)には8時間にも及んだ3回目の手術を受けていた。
その後、経過を観察するため集中治療に入っていたクビサだが、現在はリハビリ病棟へ移動したという。
クビサ本人は事故後、年内にF1へ復帰したいと語っていたが、少なくとも数ヶ月間はF1を欠場することになる。ロータス・ルノーGPはすでに、ニック・ハイドフェルドをクビサの代役に起用している。