F1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長が27日(日)、ラリー事故に見舞われたロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が入院している病院を訪れた。
『Il Vostro Giornale(イル・ボストロ・ジョルナーレ)』や『ANSA通信』などの現地メディアによると、トッドはジェラール・サイヤン教授などのFIA関係者とともに病院を訪れたという。
各メディアは、トッドがメディアには何も語らずに病院を去ったと伝えているが、クビサのマネジャーであるダニエーレ・モレッリは次のようなコメントを残している。
「医療スタッフによって作成された計画どおり、ロバートはここに残っている」
「医学的にも、精神的にも、彼の状態は良好だ。あと数週間入院することになるが、その後、彼の状態に応じて今後の予定が検討される」
また、モレッリによると、トッドの訪問はFIA会長としての公務ではなく、「個人的な訪問」であったようだ。さらに『ANSA通信』は、トッドがクビサの受けている治療に満足していたとも伝えている。
なお、リハビリ病棟にあるクビサの病室は、ガードマンによって警備が行われているとのことだ。