レッドブル、2011年エンジン名は日産の海外ブランド「インフィニティ」に

2011年02月28日(月)

現F1チャンピオンチームであるレッドブルが2011年に使用するエンジンのブランド名は、日産の海外ブランド「インフィニティ」になる。

インフィニティは、日産が海外で展開している高級車ブランド。レッドブルはルノーエンジンを使用しているが、日産とルノーの資本提携により、今回のブランド名変更が決まった。

まだ正式な発表はされていないが、3月1日(火)にジュネーブ・モーターショーで、日産とルノーのCEOを務めるカルロス・ゴーンが発表すると複数のメディアが報じている。

また、『BBC』によると、レッドブルへ供給されるエンジンには何の変更もないものの、今回の契約によって、レッドブルは実質無料でエンジン供給を受けられることになるという。

これは、金額にして800万ユーロ(約9億円)であり、レッドブルの年間予算の4%から5%にあたる。この金額をほかの分野の開発へまわせることで、レッドブルのパフォーマンスがさらに高まることが予想される。

インフィニティのブランド名を使う理由については、アウディ、BMW、ジャガー、メルセデスなどと激しい競争を繰り広げる市場で、インフィニティの存在感を高めることにあるようだ。

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