レッドブル、ルノーとのエンジン供給契約を延長へ

2011年06月30日(木)

レッドブルは現行のV8エンジンのルールが終了するまで、ルノーからF1エンジンの供給を受ける見込みだ。

2014年以降のF1は、V6ターボエンジンを採用し、2013年までは現行の自然吸気V8エンジンが使用されることが濃厚になっている。

『auto.it』は、レッドブルが現在のルノーとの契約を少なくとも2013年まで延長することを目指していると報道。また、レッドブルの技術責任者を務めるエイドリアン・ニューイは今週、当初予定されていた2013年からの4気筒ターボエンジン採用が回避される見込みとなり、うれしいと語っていた。

『AAP通信』は、フォルクスワーゲンのようなメーカーがF1参入を決断する後押しにすべく、F1が4気筒エンジンの計画を進めていたと語るニューイのコメントを伝えている。

「彼らはその後ノーと言うことに決め、ありがたいことに結局面倒をかけることはなくなったわけだが、われわれは4気筒エンジンを押し付けられるところだった」

さらにニューイは、V6エンジンのルールが、直列4気筒の際に提案された1万2,000よりも高い回転数になるのではないかとも話している。

しかし、現在の1万8,000回転を維持したいと願うプロモーター側が、怒りを静めるほどの回転数になるか、まだ不明である。

「回転数についてはまだ討論中だ。しかし、おそらく1万4,000か1万6,000で落ち着くのではないかな」とニューイは語った。

なお、レッドブルはルノーと提携している日産の海外向け高級車ブランド、インフィニティとスポンサー契約を結んでいる。

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