ニック・ハイドフェルド、F1ドライバーの発言力強化を求める

2011年03月10日(木)

ニック・ハイドフェルド(ロータス・ルノーGP)が、F1の運営側に対するF1ドライバーの発言力強化を求めた。

ハイドフェルドは、昨年のシーズン中にザウバーでレース復帰するまで、F1ドライバーが組織するGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会長を務めていた。GPDAは、F1の安全面などに取り組むため、F1ドライバーによって運営されている組織だ。

現在のF1では、ピレリタイヤの摩耗が極端に早く激しいことや、コックピット内でドライバーが操作するボタンやスイッチの増加により、ドライバーがドライビングに集中できない点などが危険だと指摘されている。しかしハイドフェルドは、F1ではドライバーの意見が聞き入れられることはないと『Welt(ヴェルト)』に嘆いた。

「残念なことに、僕たちには強大な影響力なんてないんだ。FIA(国際自動車連盟/F1統括団体)やバーニー(エクレストン/F1最高権威)はショー的要素向上のアイデアだと言って、自分たちの意見を押し通すのにね」

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