WTCC開幕戦クリティバ、ロバート・ハフとアラン・メニュのシボレー勢が連勝

2011年03月22日(火)

ブラジルのクリティバでWTCC(世界ツーリングカー選手権)の開幕戦が行われ、ロバート・ハフ(シボレー・クルーズ)が第1レースで、アラン・メニュ(シボレー・クルーズ)が第2レースで優勝し、シボレー勢の2連覇となった。

東日本大震災の発生を受け、スタート前には黙とうが行われ、全車が「SAVE JAPAN」のステッカーをはって行われた決勝。第1レースでは、ポールポジションのハフがそのまま優勝。同じくシボレー・クルーズを駆るイバン・ミュラーとカルロス・ブエノが2位、3位に入り、シボレーの表彰台独占となった。

第2レースでは、メニュがポールからスタートしたもののトム・コロネル(BMW 320)がメニュを抜いてトップに。メニュは3番手まで後退したが、3周目には2番手に浮上。そして10周目にコロネルを抜き、トップの座を取り戻すと、そのままメニュがトップでレース終了。第1レースに引き続き、シボレー勢の勝利となった。

日本からフル参戦する谷口行規(シボレー・ラセッティ)は、第1レースが18位、第2レースは15位だった。

この結果、ハフがドライバー部門のランキングトップに、シボレーがマニュファクチャラー部門のトップになっている。

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