ロメ・グロジャンが、GP2アジア王者に決定。グロジャンのGP2アジアでのタイトル獲得は、2008年に続いて2度目となる。
バーレーンで予定されていたレースが、同国の政情不安のため中止になったことを受け、急きょイタリアのイモラで代替レースが行われた。グロジャンは第1レースで優勝し、タイトル獲得に大きく近づいた状態で第2レースに。
第2レースでは、スタート直後にジュール・ビアンキがリタイアし、ここでグロジャンのタイトルが決定。グロジャンは、このレースを4位で終えた。
しかしレース後、グロジャンはザウバーのリザーブドライバーでもあるエステバン・グティエレスとのバトル中にコース外を走行しながらアドバンテージを得たとして、ドライブスルーのペナルティーを科された。レース後のドライブスルーペナルティーだったため、代わりにグロジャンは20秒加算の処分を受けて7位へ後退。ポイント圏外への降格となった。
ポイント圏外へ降格したグロジャンだが、GP2アジアの王座に影響はない。