ラリーの大クラッシュで重傷を負い、イタリアの病院で治療を続けているロバート・クビサ(ロータス・ルノーGP)が、数日以内に退院する可能性があるようだ。
『DPA通信』の報道として『thef1times.com』が伝えたところによると、復活祭(2011年は4月24日)に合わせてクビサが退院する可能性があるという。
クビサは2月に参加したイタリアのラリーでクラッシュ。一時は生命の危機に陥ったほか、右手を切断することも検討されるほどの重傷を負った。しかし、その後クビサは驚異的な回復を見せており、クビサの回復の早さには担当の医師も驚いていると伝えられていた。
数回にわたって大規模な手術を受けたクビサだが、『thef1times.com』によると、現在は感染症の恐れもなくなったことから、退院の許可が出されたとクビサが入院している病院のスポークスマン、ロベルト・カロッツィーノが語っているようだ。
だが、もしクビサが数日以内に退院したとしても、レース活動を再開できるほど回復するにはしばらく時間がかかるとみられる。