F1 アブダビGP、追い抜き増加のためコース改修

2011年04月26日(火)

F1アブダビGPの舞台であるヤス・マリーナ・サーキットが、追い抜き増加のためコース改修を行う。

昨年のアブダビGPでは、レース中の追い抜きが少ないとして、ヤス・マリーナ・サーキットのレイアウトも非難されていた。これを受けてサーキット側はコース改修を決めたようだ。

『Autosport(オートスポーツ)』によると、ターン5と6のシケイン、およびヘアピンのターン7入り口のコース幅が広げられる。これにより、走行ラインの自由度が増し、追い抜き増加につながることが期待されるという。

また、2本のストレートを結ぶシケインのターン9出口は、これまでアウト側に向かって路面が傾いていたものの、イン側が下がるような傾きに変更されるため、よりアウト側を走行することも可能になる。そのため、2台が横並びの状態で通過する際、ターン9出口でライバルの外側を走りやすくなり、より激しいバトルが見られるようになる。

そして、低速の左コーナーが連続するターン13と14については、ひとつのコーナーになり、流れるように通過することが可能になるようだ。

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