F1 バーレーンGP、年内開催は絶望的か

2011年04月26日(火)

国内での反政府デモの激化により延期になっていたF1バーレーンGPを今年中に開催することが可能か、その判断を下す期限5月1日(日)が間近に迫っているが、年内の開催が厳しい情勢になってきた。

バーレーンのサルマン皇太子は、英ウィリアム王子の結婚式への招待状を受け取っていたものの、出席を辞退。その理由についてサルマン皇太子は、結婚式という幸せに満ちたイベントに暗い影を落としたくなかったためと説明している。

また、バーレーンが今でも「数多くの大きな問題」に対処している最中だとサルマン皇太子は声明の中で語った。実際、F1の最高権威バーニー・エクレストンの元には、「基本的人権が戻り、弾圧がなくなるまで」F1はバーレーンに近づくべきではないとの書簡が活動家から送られていた。

この活動家によると、バーレーンはいまだに「包囲戦と戒厳令が続いている状態であり、戦車や軍隊に囲まれている」とのことだ。

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